使い方ガイド(基本操作)
最終更新:2026-07-12
初期設定が済んだあとの日常の操作です。基本は「すべて実行」ボタン 1 つで完結します。初めての方は先に初期設定ガイドをご覧ください。
基本の流れ(すべて実行)
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| ホーム →「すべて実行」 | 設定の取得 → 差分レポート → 設計書の生成 を一括実行します(推奨) |
| サイドバーの各メニュー | 「設定の取得」「差分レポート」「設計書の生成」を個別に実行できます |
| 完了画面 → 作成したファイルの一覧 | 作成した設計書を形式別(Word 版/PDF 版/Excel 版)に一覧表示し、クリックで直接開けます。差分レポートも一緒に作成した場合は種別付きで並びます(「フォルダを開く」も利用できます) |
| ログ | 実行ログの確認(不具合のお問い合わせ時にご活用ください) |
実行すると、左のメニューに「実行中」/「実行結果」の項目が表示されます。実行中に別の画面へ移っても進捗へ戻れ、終わったあともステップごとの所要時間・作成したファイルの一覧を見直せます(この項目は実行しているとき・実行を終えたときだけ表示されます)。実行中は「実行」ボタンが灰色になり、完了までお待ちいただく形です。
生成物・取得データは既定で %APPDATA%\TenantSnap に保存されます(設定画面の「フォルダを開く」から開けます)。外部への送信は一切ありません。
差分レポート(変更点だけ)
前回の取得時点からの設定変更点と、監査ログ(いつ・誰が)だけをまとめたレポートです。フルの設計書を読み直さずに、変わった箇所だけをすばやく確認できます。
- 差分レポートは、取得のたびに保存される設定一式(スナップショット)が 2 世代(別々の日に取得した 2 回分)たまってから生成されます。初回実行では 1 回分しかないため自動的にスキップされます(正常な動作です)。
- 「差分レポート」画面で、比較する 2 世代(以前・最新)を選べます(既定は最新 2 世代の自動比較)。比較元には比較先より古い日付を選んでください。
設定変更の前後をその日のうちに比べたいときは、「設定の取得」画面の「保存方法」で名前を付けて保存できます(例:変更前・変更後)。同じ日に取得した 2 つを比較でき、変更作業の影響をすぐに確認できます。
監査ログの保存期間(約 30 日)の関係で、週次以内での実行を推奨します。30 日より前どうしの時点を比較すると、変更点は出ても「いつ・誰が」変更したかは一部表示されないことがあります。監査ログを蓄積(アーカイブ)する設定を使うと、30 日を超えた過去の変更者・日時も残せます。
差分と一緒に設計書を作成すると、設計書の冒頭「概要」に「前回からの主な変更」が付きます。比較した期間・変更件数・分類ごとの追加/変更/削除の内訳が表で載るため、巻末の「変更履歴」を開く前に何が動いたかを俯瞰できます。変更の詳細(変更前後の値・変更者・日時)はこれまでどおり巻末でご確認ください。
「前回からの主な変更」は、比較対象の差分があるときだけ表示されます。初回の作成時や変更が 1 件も無かった場合は、従来どおり件数表のみになります。また、テナント間比較(2 つのテナントの突き合わせ)では表示されません。こちらは時点間の「変更」ではなく 2 テナントの「差異」を見るもので、性質が異なるためです。
出力形式と章の選択
- 出力形式は Word(.docx)/ PDF / Excel(.xlsx)から選べます(「設定」で指定)。PDF は日本語フォント同梱、Excel は部ごとにシート分割でフィルタ/ピボットに使えます。
- 出力する部(章)は「設定 > 設計書に出力する章」で選べます。Intune 版は既定で全 37 章(Linux・Windows 365 は任意で追加)、Entra ID 版はユーザー・グループ・ロール・アプリ登録・各種ポリシー等の構成を出力します。
設定カタログを多くお使いのテナントでは、1 設定ごとの明細で本文が長くなることがあります。その場合は次の 2 つで読みやすさを調整できます(いずれも設定ファイル config.json で指定します。既定は従来どおりの出力です)。
| 設定 | 既定 | 変えるとどうなるか |
|---|---|---|
| document.summarize_setting_details | false(オフ) | true にすると、設定カタログ・エンドポイントセキュリティの 1 設定ごとの明細を巻末の付録「設定値の明細」へ移し、本文の各章はポリシー一覧と設定数のサマリに留めます。お客様が記入された運用メモは本文に残ります。 |
| document.toc_depth | 3 | 2 にすると、Word の目次を「部・章」までに絞って見通しよくできます。本文の内容は変わりません。 |
どちらも本文に載る情報そのものは減りません(明細は付録へ移るだけ、目次は表示の深さが変わるだけ)。既定のままお使いいただいて差し支えありません。
保存先を変更する
共有ドライブや暗号化ボリュームに保存したい場合は、「設定 > データフォルダ > 保存先を変更…」から保存先フォルダを選べます(「既定に戻す」で %APPDATA%\TenantSnap に戻せます)。
- フォルダを選ぶと確認ダイアログが出て、既存データのコピー(引っ越し)か、保存先だけの変更かを選べます。
- 引っ越しを選んでも安全のためコピーのみで、元のフォルダのデータは残ります(不要になったら手動で削除してください)。
- 変更はアプリの再起動後に反映されます。
環境変数 TENANTSNAP_DATA_DIR が設定されている場合はそれが最優先され、GUI からは変更できません。
ライセンスを登録する
「設定 > ライセンス」で、ご購入後にお送りするライセンスファイル(license.key)を読み込みます。未登録の間は評価版(初回起動から 14 日間・設計書に評価版の透かし入り)として動作します。
本ガイドは製品に同梱の README に基づきます。うまくいかないときはトラブルシューティングをご覧ください。